神奈川県伊勢原市を拠点に、農業と木製家具の制作を行いながら、里山をはじめとした地域資源の活用と、手仕事を活かした、建築設計に取り組んでいます。
・里山資源の活用
かつての日本は、暮らしと建築資源との関係がもっと近くにありました。現在でも、農業や里山の活動を通して多くの資源を生かすことができます。地場の山から生産される木材のほか、農作業から得られる稲わらやもみ殻、里山の維持活動から得られる薪、竹や竹炭、農的暮らしの営みのなかで得られる資材はごみとはならず、建築をとおして暮らしの一部へと利用され、循環の中で地域の景観を継続する要素として組み込まれていきます。
自らも里山に入り保全活動を行いながら、建築や家具に活用できる方法を模索しています。
・手仕事への敬意
設計という業はかつては存在しておらず、木に関する建築業の職人は、右官とよばれた大工の棟梁を中心とした職人集団により、計画から施工までを担っていました。現在でも伝統的な社寺仏閣では、大工や左官職人による手仕事が脈々と受け継がれていますが、一般的な木造建築では、手仕事の活躍する出番が少なくなりつつあります。しかし現代でも建築をつくり上げる工程では、多くの職人さんの手が不可欠です。
自らも、自宅のセルフビルド工事や木製家具の制作を通し、手を使ったものづくりの感覚を養いながら、職人さんたちとの対話を大切に設計に取り組んでいます。
・地域とのつながり
民家にみられる茅葺き屋根の交換は、村人が参加する結(ゆい)と呼ばれる共同作業により、地域コミュニティとともに景観が維持されていました。現在では、茅葺き屋根の新築住宅は見られなくなりましたが、建築工事の一部に、お施主様や地域住民の方が参加できる工程を組み込み、自らも参画することで、お施主さまや地域とのつながりが得られ、その風土と人に寄り添った場づくりを目指しています。
2026年2月竣工 高森台ふれあい館(地域集会所)
神奈川県伊勢原市にて、地場の神奈川県産材ヒノキで計画した木造平屋建て(旧高森台児童館建て替え工事)。地元伊勢原の山見学から始まり、かつて地場産業として歴史を作り、現代まで続く石工、成瀬石材さんからご提供頂いた地域資源「日向石」や、里山活動から得られる稲わらやもみ殻、竹炭や落ち葉などを活用した外構工事を地域住民の皆さんとともにワークショップ形式にて仕上げました。
主宰 角田 麻夫(かくた あさお)
1981年10月13日生まれ
2000年 神奈川県立厚木西高等学校卒業
2005年 芝浦工業大学工学部建築学科卒業
2007年 芝浦工業大学大学院建設工学専攻修士課程修了
2007年~2013年 株式会社日建ハウジングシステム勤務
2014年 神奈川県西部総合職業技術校木材加工コース修了
2014年~2017年 株式会社エバーグリーンホーム勤務
2017年 一級建築士事務所 スタジオカムナ設立
| 屋号 | スタジオカムナ |
| 設立日 | 2017年4月1日 |
| 主宰 | 角田 麻夫 |
| 事務所所在地 | 〒259-1145 神奈川県伊勢原市板戸410 |
| 建築士事務所登録 |
事務所名称 スタジオカムナ 登録番号 一級 神奈川県知事登録 第17371号 登録年月日 平成29年5月19日(令和4年5月19日更新) 管理建築士 角田 麻夫 管理建築士の建築士登録番号 一級 大臣登録 第356279号 登録の有効期限 令和4年5月19日から令和9年5月18日まで |
| 所属団体 |
一般社団法人 神奈川県建築士会 一般社団法人 神奈川県建築士事務所協会 伊勢原支部 伊勢原市商工会工業会 |
| 事業概要 |
建築設計 家具制作 地域材製材 野菜販売 |
| 資格 |
一級建築士 木材加工系 木工科 技能士補 神奈川県木造住宅耐震実務講習 修了 No.29-2-19 木造耐震診断資格者講習 修了 第 W8265 号 住宅医スクール 修了 Permaculture Consultant's Design Course 修了 厚木市新規就農者認定 |
